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アクティブ・ラーニングと証明問題は親和性が高い

こんにちは。こんばんは。


今回の記事は,アクティブ・ラーニングと証明問題についてです。


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これまで(過去・現在)の授業




定理が成り立つことは割とサラッと進んで,それをどう応用するかに重点を置いています。
これは,今すでにあるものをいかに改良するかということが重視されているからです。
戦後,外国のよいものを取り入れ,国内で品質を向上させることで発展してきた日本に適した授業だと言えます。


解答を見ると,ハッとするような面白いものもあります。
一方で,「受験数学」と揶揄されるように,問題文を注意深く読まなくてはいけないもの・計算手順がただ長いだけのものなど,あまり本質的ではない問題に直面することもあります。
知識量が合否を分けるため,どうしてもインプットがメインとなり,授業としては受け身になる場合が多いです。




これから(未来)の授業




これからは,「新たな価値を創造する人材」が求められています。
新たな価値を創造するためには,あらゆることに疑問を持たなければいけません。
今普通に使っている物や,常識とされていることに対しても
「もっと便利なものはないか?もっとよい方法はないか?」
と問わなければ新たな価値は創造できません。


高校数学の授業も,「なぜかを考える」ことにシフトしていくのではないかと考えられます。
この「なぜか?」を考えるとき,証明問題が題材として適していますね。
数学的に「なぜか?」がきちんと説明できるということは重要なことです。
世の中で主流となっていることを掘り下げて考えてみて,一部論理的につながっていないところがあれば,それが突破口となり新たな価値が創造できるかもしれません。


これまでは大学入試の傾向などから,定理・公式そのものを証明する機会はあまりありませんでした。
しかし,これからは「なぜ成り立つのか?」をしっかり説明できることが求められそうです。




具体的にどう変わるか?




・アクティブ・ラーニングに移行すると,講義型授業に比べて応用問題に取り組む時間が減る。
・証明を重視すると,さらに応用問題に取り組む時間が減る。


一方で,現在のセンター試験+大学独自入試で出題された問題の中に,数学的に非常に価値の高い問題も多くあります。


あれも,これも,と欲張ってしまいたくなりますが,時間は限られています。
・自分の考えを整理してアウトプットする
・答えが1つに定まらない問題にチャレンジする
・定理・公式が証明できる
・数学の良問が解ける


2020年から変わる大学入試をしっかり見定めて,どのようなバランスで授業を組み立てるかがカギとなりそうですね。
文科省や大学,大学入試センターから,具体的な情報が多く出ることを切に願いますm(_ _)m


それでは~


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