記事一覧

高校生にオススメしたい,高校数学を理解するための4冊

こんにちは。こんばんは。


当ブログでは,「読書日記」というカテゴリで書評記事を公開しております。
今回は,読書日記で紹介した本の中から,高校生にオススメしたい本を4冊ご紹介します。


今回ご紹介する本は,高校数学に関する本ではありますが,入試テクニックが載っている参考書や問題集ではありません。
本ごとにテーマは違いますが,気楽に読めるものばかりです。
本を読む時間があるなら,宿題をこなしたい・テストの点数を上げたい!
という意見もあるでしょう。


今回ご紹介する本は,直接テストの点数が上がるというものではありません。
次のことに,関心がある人はこの記事を読み進めてください。
・数学を勉強すればこんなとらえ方ができる
・数学を教える場合,こんなことを考えるとよい
・数学に限らず,理解するとはこういうことである
・数学の中にも,よく似た分野,全く違う分野があるが,それらが整理できる


受験には必要なんだけど,今一つ数学を勉強するモチベーションが上がらないな~という高校1,2年の方!
息抜きに読書をしてみると,いい気分転換となり前向きに取り組めるようになるかも。
どの本もタメにはなるので,無駄になることはありません。
受験間近の高校3年生の方は,合格後に読んでみてください~


それでは,紹介文にいってみましょう~


recommend-315914_640.jpg


高校数学の美しい物語




トップバッターは,こちら!
この本は,WEBサイト『高校数学の美しい物語』が書籍化されたものです。
このサイトは,数学の内容を切り取り美しい短編物語として読める,数学好きにはたまらないサイトです。


この本の内容は高校数学ではありますが,特に計算をしたりせずに読み進めることができます。
この本の著者であるマスオさんは,高校数学を美しいものととらえており,項目の最後のコメントが「へ~,そうなのか~!」とうなるものばかりです。


学校の勉強は,どうしても作業をこなすような場面もあります。
この本では,無味乾燥な作業と思えた勉強も,美しい物語につながっていることが確認できます!
トップオブトップに触れることで,やる気スイッチがオンになりますよ!





いかにして問題を解くか




この本は古いです。60年前の本です。そのため,,,正直読みにくい(´;ω;`)
ですが,今でも絶賛され,読み継がれています!すごくないですか!?
私もこの本を読んで,数学を勉強することへの理解が深まりました^^


この本は難解な部分が少なからずあります。。。
にもかかわらず,60年も昔の本が今でも読まれているという事実があります。
「それってどんな本だろう?」という好奇心がある人は読んでみてください。


内容は,題名の通り「(難しい)数学の問題をとくにはどうすればよいか?」ということへの解説です。
問題を読んでから,答えを出すまでどのようなプロセスがあるかが最初の方に書かれています。
これだけを読んでも価値があります。正直,読んだあと時間がたつと,残っているのはこの部分だけです(笑)





理解する技術




この本は高校数学に限らず,「理解すること」全般について書かれています。
さすが!タイトルに偽りなし!と思わせる内容です。
というのは,読んでいて文章は明快で図も多くものすごくわかりやすいです^^
つまり,「理解する技術」がものすごく理解しやすく書かれています。


「理解する」ということには,いくつかの段階があります。
・仮説を立てる準備をする…概要をつかむ
・仮説を立てる
・検証するつもりで本文を読む
・必要な情報をピックアップする
・情報を整理する…図や表にする,ルールを探す,過去の知識に似たようなものがないか探す
・記憶する…根拠と結論をセットで覚える
・アウトプットする


このあたりは,自分が何かを理解するときと照らし合わせても納得することができます。
それを言語化してくれているので,「理解する」ということはどういうことか,深く理解することができます。


そもそも,数学では
・どこが分からないのかが分からない
・授業を聞けば理解できたと思っていたのに,いざ解こうとすると解けない
ということがしばしばあるのはなぜだろう?ということが出発点でした。
このテーマはまだまだ探究中ではありますが,この本でだいぶ進んだ手ごたえがあります。


「数学を理解する」という狭い範囲にしぼっても得られるものは大きいのでぜひ読んでいただきたい1冊です。
高校生の皆さんは,数学以外にも勉強するべき教科がありますよね^^;
勉強してもなかなか成績が上がらないな~とモヤモヤしている人にとって,本書がスッキリするきっかけとなれば幸いです^^





高校数学とっておき勉強法




この本では,数学の各分野を4つのグループに整理しています。


数学って一口に言っても,計算と図形ではずいぶん違いますよね^^;
なんだか順番もめちゃくちゃで,なんで今こんな勉強をしているのだろう?
と不安になる気持ち,よくわかります。


本書を読むと,数学はどのような分野で構成されていて,何を勉強するのかということがスッキリと整理できます。
全体像が見えると,なぜこんな勉強をしているのか?という不安も少しは和らぎます。


本書は,残念ながら現行課程ではなく,以前の課程の分類なので,今と学習する内容が少し違うところがあります。
ぜひとも,現課程に更新していただき,課程が変わるごとに更新してくれないかな~と願っています^^;
では,現課程に沿って学習している高校生が本書を読んでも意味はないかと言えば,そんなことは全くありません!
2次関数や三角比,微分・積分など主な学習内容は課程が変わっても学習します。
そのため,本書の目的である数学の分野を4つのグループに分類することは,今でも役に立つ考え方です。


どのような勉強でも,全体像をつかむと勉強しやすくなり,理解が進みます。
本書を読んで,「高校数学」の全体像をつかんでください!





それでは~


記事のタイトルとURL をコピーする!

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

うき

Author:うき
数学好きの会社員です。

サイトのプロフィールはこちら

ブログで「数学は楽しい」,「数学は役に立つ」といった記事を更新しています。
数学が「苦手・嫌い」な人が,
「好き」になることをお手伝い!

ホームページ
「【高校数学】例題&問題集」
にて,教科書レベルの教材を無料公開しています。
現在の網羅率:数学Ⅰ-100%
       数学A-100%
       数学Ⅱ-66%
       数学B-100%
       数学Ⅲ-0%

こちらの記事で,高校数学関連サイトを紹介しています。
関連記事・・・【一目瞭然】高校数学関連サイトを一挙に紹介!


当サイトはリンクフリーです。
また,引用元を明記していただければ,記事の部分的な引用も自由にしてください!

当サイトでも公開されている記事についてリンクを張らせていただいたり,引用元を明記して記事を部分的に引用させていただくことがあります。
ご連絡いただければ,リンクや引用は削除いたします。



follow us in feedly

Amazon.co.jpアソシエイト


書評はこちら

いつも中途半端になってしまう人向けです。 ガンバリが足りないのではなく,しなくてもいいことをしているのでは? 本当にやりたいことがみつかる1冊です。


関連記事はこちら

数学の問題の解法が教えたいのではなく,しっかりと本質を理解させたい人向けの1冊。