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高校関係者必見!『高大接続改革』を読んで,新課程に備えよう!

こんにちは。こんばんは。


山内太地/本間正人共著『高大接続改革-変わる入試と教育システム』を紹介します。


・2020年から大学入試がどのように変わるか?
・2022年の高等学校新学習指導要領はどのようなものになるか?
・何を目指せばよいか?
・高校でのアクティブラーニング実践事例
・大学でのアクティブラーニング実践事例


上記が,すべてこの1冊で分かります!
オールインワン!


それでは,中身の紹介に入ります~
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第1章 2020年の大学入試




この第1章で,いわゆる「高大接続改革」の概要がつかめます。
高校関係者の方にとって,この部分は辞書的に手元に置いておきたい内容です。
・どう変わるか?
・なぜ変わるか?
・変わった後どうなるか?
が,分かりやすくまとめられています。
この部分だけでも,代金に見合う価値があると思います!




第2章 偏差値で人生が決まる-身も蓋もない学歴論




第2章のタイトルは,過激ですね( ゚Д゚)
この章では,東大などの有名大学の就職先,偏差値と就職実績の相関関係など,現在のリアルな現実が紹介されています。


現在は,一部推薦入試などの例外がありますが,知識量が大学合格において最も大きなウェートを占めます。
「受験戦争」などと表現されるように,いい大学に入るために過去問を1問でも多く解き,ライバルより1点でも多く得点することに心血を注いでいます。
これはよくないんじゃないかということで,2020年に大学入試が変わります。


確かに,知識を詰め込むことを重視することはよくないかもしれませんが,いい大学に入った人はいいところに就職していることが分かります。
変わることは「知識を詰め込めばよい」というところで,「いい大学に入ると人生が有利になる」ことはこの先も変わらない,ということがこの章では書かれています。
会社で人を雇う立場で考えてみれば,入社試験で同じような結果なら,いい大学を卒業した人を採用したくなりますよね^^;


ただし,2020年の大学入試改革後には,従来の「いい大学」が今後もずっと「いい大学」かどうかは分かりません。
急に評判が変わるということはないでしょう。徐々に大学が変化に対応しているかどうかが分かってきます。
今後は,どのような教育がされているか,どのようなことが身に付くか,ということが重視されるようになるでしょう。


まとめると
・いい大学に入ると人生が有利になることは今後も変わらない
・「いい大学」かどうかは,見極めが必要
となります。アクティブラーニングは自由で,場合によっては楽しい場面もあるかもしれませんが,「いい大学を目指す」ということは忘れてはいけません。




第3章 本間先生に聞きたい,アクティブラーニングQ&A




第3章では「アクティブラーニングとは何か?」について,Q&A形式で書かれています。
Q&A形式なので,内容が頭にスッと入ってきます。
第1章の「高大接続改革の概要」と合わせると,大体知りたいことが分かるのではないかと思います。


中身の説明が不要なくらいわかりやすい章です。
全体を通して,「学習者が主役なんだ」ということが主張されています。
あとは,是非本書をお読みください!




第4章 高校生までにできること


第5章 大学のアクティブラーニング事情




第4章,第5章は,高校・大学での実践事例の紹介です。
やっているところはやっていますね!
取り入れるとしても,それぞれの学校特有の事情があるので難しいかもしれませんが,参考になる部分は大いにありそうです。


全体を通して,生徒同士の「教え合い」を積極的に取り入れている印象があります。
「教える」ということは,かなり学習効果の高いことなのです。




しつこいようですが,高校関係者必見です!
是非ご一読ください~
代金以上の価値があることは間違いありません。


それでは~


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