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【読書日記】野口悠紀雄著『知の進化論 百科全書・グーグル・人工知能』を紹介します。

こんにちは。こんばんは。


「将来,人工知能(AI)が実用化されれば,検索して分かることは覚えなくてもいいのではないか?」


このような考えを持ったことはないですか?
私は持ちました(笑)


英語なら,次のように言えます。
「将来,日本語を話せば英語に自動的に翻訳してくれる機械が普及するっぽいので,英語を勉強しなくてもいいのではないか?」


当然,数学にも言えることで,
「将来,数学の問題を入力すれば自動的に解答が得られる機械が普及するはずなので,数学を勉強しなくてもいいのではないか?」
となります。


しかし,個人的には
英語の勉強をすること・数学の問題が解けること(数学を勉強すること)
が無意味であるとは思えません。


この辺りに疑問に答えてくれる本が,今回ご紹介する
野口悠紀雄著『知の進化論 百科全書・グーグル・人工知能』
です。


結論から先に言えば,勉強すること・知識を付けることは
~~~
~~

意味があります!
・・・
当然ですね(笑)


old-70613_640.jpg


全体の構成




サブタイトルからも分かるように,この本のメインは,人類の歴史の中で「知識」がどのように扱われてきたかを辿ることです。
そして,最終的に私たちはこれから「知識」とどう向き合えばよいかを示唆してくれます。


目次は,次のような7章立てになっています。



1章:かつて知識は秘密にされていた


2章:百科事典は知識を万人に開放した


3章:インターネットで情報発信者が激増した


4章:検索という方法論


5章:SNSやキュレイションで情報拡散スタイルが変化


6章:知識は秘匿すべきか,公開すべきか?


7章:人工知能の進歩で知識への需要はどう変わるか?


野口悠紀雄著『知の進化論 百科全書・グーグル・人工知能』

目次から内容が推測できると思いますが,非常に読み応えのある本です!
ある発見をすると特許を取って権利を独占して・・・
という流れが普通だと考えがちですが,情報を公開してしまって,そのうえで成功した例があるというのは面白いですね!


アイデアを持っているなら,それを公開することも選択肢として「アリ」の時代となってきました。
興味のある方は,ぜひ読んでみてください!




知識を得ることとは?




さて,本題である人工知能(AI)時代の「知識」との向き合い方ですが,これは本書の最後の最後で書かれています。


これからは,スポーツと同じ感覚で「知識」を得るようになるだろうとのことです。
つまり,「人生を豊かにするために知識を得る」という風になるそうです。


当然ながら,ある程度知識が得られれば,AIとうまく連携して知識を活かすことも必要となってきます。
AIは避けて通れない存在になってくるので,「AIを活用するための知識が必要となる」となっていくでしょう。


学生さんも,学校を卒業した大人の方も,引き続き知識を獲得していきましょう。
その努力は,無駄にはなりません。
その知識をどのように活用するかということもセットで考えるとよさそうです。


「知識」は過去にどのように扱われ,今後どのように扱わえばよいのか?
このあたりに関心のある方は,是非ご覧ください!


それでは~



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