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【高校数学】面白く・学習効果が高くても,入試で出ないと授業で扱われないという話

こんにちは。こんばんは。


以下のツイートをご覧ください。




Loveブルバキ (@lovebourbaki)さんが仰るように,「作図」はとても面白い題材です。
作図を学習することで,図形を考える力がアップすることは間違いありません。


にも関わらず,あまり扱われておりません。


現行の数学Aは3分野から2分野選択することになっており,作図を扱わなくても何も問題ありません。
また,センター試験などを見ると,「場合の数・確率」が難化した場合などに備えて「整数の性質」,「図形の性質」も一通り学習しておいた方が安心です。
そんなこんなで一応3分野すべて扱っている学校が多いようです。


上のことからも推測できるように,入試に必要なければ扱われず,入試に必要であれば時間がなくても扱われる,ということが透けて見えます。
やはり,「作図」が扱われていないことの最大の原因は入試で出題されないことだと考えられます。


もちろん,扱わないことは妥当な判断だと思います。
面白いからといって入試に出ない「作図」を扱われても,生徒さんからすればありがた迷惑かもしれません。


文部科学省の指導要領を作った人も,こんなに出題されないとは思っていなかったかもしれません。
私も少しは出るかと思っていましたが,これまで1度も見かけておりません。


大学側の考えもわかる気がします。
まず,受験生に定規とコンパスを用意させる必要があり,忘れた人にどのような対応をするのか考えなくてはいけません。
また,大学入試で作図の問題は出たことがないのではないかと思うので,まったく新規で作成する必要があります。
・・・このようなことから,大学入試で「作図」を何が何でも出題するぞ!
というほどの必要性は感じません。




指導要領と大学入試はセットで考える必要がある




やっと本題に入ります(笑)
「作図」,「課題学習」・・・
おそらく他の教科でも,指導要領には書かれているが実際には扱われていないものがあるのではないでしょうか?


それらは,「大学入試に出題されないから」という理由が最大の原因だと思います。
今度の高大接続改革は,大学入試も改革に巻き込んだことは好判断でしたね^^


採点の負担や公平性の問題もありますが,大学入試がどのようになるかで高校の授業も左右されることを,改革のご担当者様には意識していただきたいです。
今度の指導要領の目玉である「主体的・対話的で深い学び」を実施するためには,大学入試も対話を通して身に付ける力が必須となるものにならなければ,絵に描いた餅になるのではないでしょうか?


当然ながら,そのような過去問はないので,関係各所が協力して入試問題を作る必要があるでしょう。
「誰かが作るだろう^^;」とたらい回しにすれば,今回の「作図」の二の舞になってしまうでしょうね。。。


それにしても,やれば絶対楽しいと思うけどな~
「作図」


それでは~


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