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結城浩著『数学ガール』を紹介します。

こんにちは。こんばんは。


結城浩著『数学ガール』を紹介します。
本書は副題がないことから,『無印数学ガール』とも呼ばれています。
『数学ガール』シリーズや,説明を丁寧にして読みやすくした『数学ガールの秘密ノート』シリーズの第1作目です。


第1作目でありながら内容は色あせることなく,今なお人気の上位にランキングされる不朽の名作と言える1冊です。
数学ガールファンなら,是非読んでおきたい1冊ですね^^




私にとっても『数学ガール』シリーズの読了第1冊目となります。
これ以前に,『数学ガールの秘密ノート』シリーズを3冊読了しました。


当たり前の感想で恐縮ですが,『数学ガールの秘密ノート』より読み応えがあります^^;
『数学ガールの秘密ノート』シリーズでは,数学部分の進行も丁寧で,式変形が出てきても読むだけで追うことができました。
しかし,『数学ガール』では内容が高度であるため計算式が複雑で,式変形を紙に書くなどして確認しないと理解できない箇所がありました。


『数学ガールの秘密ノート』は,数学の各テーマを懇切丁寧にかみ砕いて説明してくれているところが高い評価を受けているのだと思います。
例えば,学生時代には理解できなかったところが,『数学ガールの秘密ノート』でスッキリと理解できた!
というツイートを見かけたりして,人気の理由がうかがい知ることができます。


『数学ガール』シリーズは,高度な内容を扱っているため一般的には理系向けとカテゴライズされる傾向があるでしょう。
もちろん,文系の人が読んでも面白く,得るものも多いと思います。
ただし,式変形が単に読むだけでは追えない箇所があるので,ちょっとした粘り強さは必要かもしれません^^;


本書では,問題解決のために数学を活用している様子がえがかれています。
学生時代は与えられた問題を解くのに手一杯で,「数学は自由」,「数学は楽しい」という感覚はあまりなかったですが,本書では楽しそうに数学に触れています。
このような数学との関わり方はうらやましく見えますね^^


具体的な内容の紹介は,,,ここでは割愛します^^;
内容盛りだくさんで,かなり読みごたえがあります。
和で表されたものを積で表すなど,式の見方を変える,別の視点で考えることがいろいろな題材を通して行われ,驚くべき結果が得られる瞬間が体験できます。



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以下に,本書を読んだ直後にした連ツイを張ります。
『数学ガール』シリーズと『数学ガールの秘密ノート』シリーズの違いをまとめてみました。


あと,数学好きの高校生たちが問題解決のためにあーだこーだと議論する風景は,楽しそうではあるのですが現実的には奇跡の確率のめぐり合わせと思わざるを得ません^^;
このようなコミュニティが築けるのは,現在では偶然のたまものという側面もあるかと思いますが,ICT機器の発達や教育改革による学校の情報面での開放が実現すれば,ちょっとしたきっかけで作れるようになるかもしれません。
そう考えると,本書は数学対話の非常に貴重な先行事例という意味を持つようになるかもしれませんね。








中高生の方が少し背伸びをして読むのもよいでしょうが,一通り高校数学を学修した方が楽しむのに適している1冊だと思います。
読むと,「高校のときにこんな感じで数学を勉強したかったな~」と思うでしょうが^^;
何はともあれおススメです!


それでは~


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